【きょうだい順位でみる子育て①末っ子お母さんの気がかり】019

～わたしの未来を創る最高戦略！／019～
【きょうだい順位でみる子育て①
　　　　　末っ子お母さんの気がかり】
　
「上の子が自分ばっかり
　怒られるって言うんだよね…」
　
先日、友人と子育ての話をしていた時
そんな話になりました
　
あくまで傾向にはなりますが
　
このように仰るお母さんは
だいたいご自身が
「末っ子」であることが多いようです
　
　
　
ご自身が第一子（長子）にあたる
お母さんの場合は
　
「下の子がもうホントにワガママで！
　こんな調子で大丈夫かな……」
　
などと言われるケースのほうが多いんですね
　
　
　
ご自身のきょうだい順位によって、
気になる悩みが違うのは
面白いと思いませんか？
　
なぜ、
こんな違いが生じるのでしょう
　
　
　
　
　
考えてみれば
不思議でもなんでもないのですが
　
ご自身が末っ子であるお母さんは
　
お兄ちゃん・お姉ちゃんである
上の子の気持ちがわかりません
　
　
　
また、お兄ちゃんお姉ちゃんが
自分のことを後回しにしても
　
いつも妹である自分を守ったり
お世話してくれていたことは
当然だと思っています
　
そして、自分がそのように
してもらっていたことをことを
あまり認識していなかったりします
　
　
　
当たり前に与えられている環境は
認識できないからです
　

　
　
　
　
　
ですから、
自分がしてもらってきたように
　
上の子が下の子の面倒をみるのは
当然だと思っていますし
　
むしろ、
もっとちゃんとみてあげてほしいと
できていないところに目がいきます
　
　
　
上の子からすると
　
自分はやることやらなければ
認められないのに
　
下の子は無条件に
かわいがられているように見え
　
いつも自分ばっかり
怒られている気持ちに
なっているのですね
　
　
　
いつもニコニコかわいい
癒やしの存在である下の子よりも
　
なんだか難しい顔をしてばかりで
不満ばかり言う上の子が気になるのが
　
末っ子のお母さん、というわけです
　
　
　
ぜひ、いつも当たり前に頑張ってくれている
お兄ちゃんお姉ちゃんの健気さに
目を向けてみてくださいね